2022/01/30

歯科医師自身が歯科治療を受けるときはどうする?

みなさんは「歯科医師は歯の専門家だから虫歯も歯周病も無いでしょ?」と思うかもしれませんが、「医者の不養生」という言葉があるように歯科医師も虫歯になったり歯茎が腫れてしまうことはあります。もちろん、子どものころから虫歯が1本も無いという先生も多いですが、私自身複数人の歯科医師の治療を今まで行ったことがあります。

また私自身、子どものころ治療した歯が欠けてしまい患者さんになったことも何回かあります。

さて、歯科医師が治療を受けるときに気にするのはどのようなところか?

一般の患者さんにアンケートをとると、

医院を選ぶ選択肢として

①家から近い
②休日や診療時間が合う
③医院が新しくてきれいだから
④他の患者さんからの紹介

などがあります。

確かにこのような選択肢は重要です。
しかし、歯科医師が治療を受ける時の選択肢として「専門性」を重要視します。

専門性とは

・保存治療(修復、歯内療法、歯周病)
・補綴治療(クラウン・ブリッジ、義歯、インプラント)
・歯科口腔外科(親知らずの抜歯など)
・小児歯科
・矯正歯科

などに分かれます。

歯科医師は大学ではすべての分野を勉強するので一般の人と比べれば知識はあり、開業医の先生は一通りの治療ができる場合が多い(矯正治療はやらない先生も多い)ですが、得意とする分野はそれぞれ異なります。

虫歯の治療が得意な先生、根管治療を専門とされる先生、歯周病の治療に力を入れている先生、入れ歯が得意な先生、親知らずを抜くのが上手な先生、矯正治療専門の先生、子どもの治療に力を入れている先生等々。様々な先生がいます。

歯科医師自身が患者になった場合

例えば、

・歯が欠けた→修復治療が得意な先生
・以前神経治療を受けた歯が膿んでしまった→根管治療専門医
・親知らずを抜くとき→口腔外科の先生

などと考えます。

そのため、患者さんが歯科医院を選ぶ基準として、「歯科医師の専門性」も選択肢に入れてみるといいのではないかと思います。

ちなみに当院では歯科治療全般を行っておりますが、修復治療(虫歯治療や、歯を大きく削らない審美治療等)に力を入れております。

また、私自身口腔外科に勤務していた経験がありますので、難しい親知らずの抜歯等にも対応しております。

群馬県前橋市の歯科医院 まえばしMI歯科 院長:高橋陽介

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