2022/04/21

先生は虫歯治療を受ける時、どの材料を選びますか?

「先生が虫歯治療を受けるとしたらどのような詰め物を選びますか?」

患者さんに時々聞かれます。

実際に私が治療を受けるとしたら、小さい虫歯の場合はコンポジットレジンを選びます。他の選択肢は考えません。

「じゃあ、大きな虫歯の場合は何を選びますか?」

おそらく、セラミックかゴールドを選ぶと思います。

見える場所ならセラミックを選ぶでしょう。

しかし、見えない奥歯の場合は強度と詰め物の適合性を考えてゴールドを選択します。また、ゴールドは咬むことにより延びる性質があるため、天然歯と詰め物との隙間が生じずらいと言われています。

※保険の銀歯は適合が悪く、また天然歯より硬く、縁の部分で天然歯が負けて欠けてしまい二次的な虫歯が生じやすいため絶対に選びません。( ゚Д゚)

当院ではやっていませんが、ハイブリットインレーも強度を考えて選ばないと思います。

 

ゴールドアンレーの画像

これが実際に私の口の中に入っているゴールドアンレーです。

以前コンポジットレジンで治療してもらいましたが、2度破折してしまい、強度を考えてゴールドにしました。学生時代に矯正治療をしたときに第一小臼歯をすべて抜歯しているため、1本あたりの歯にかかる咬合力が少し大きくなっていると思います。また、クレンチング(くいしばり)もしてしまうため、歯にかかる負担が大きいと思います。

ゴールドアンレー装着画像

左上の奥から2番目にこんな感じで入っています。

金属アレルギーのある人には用いることができない場合もありますが、審美性さえ気にならなければ長持ちするとても良い材料です。

 

群馬県前橋市の歯科医院 審美歯科 ダイレクトボンディング 虫歯治療

まえばしMI歯科 院長 高橋陽介

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