2024/11/12

歯医者での治療回数は多いほうがいいの?それとも少ない方がいいの?

歯医者に1回行き始めると、何回も続けて通うことになると思っている方けっこう多いと思います。

これが当たり前になってしまい、逆に治療回数が少ないと「手を抜いてるのでは?」と思ってしまう人もいるかもしれません。

たしかに、1回当たりの治療時間が5分程度で、回数が少なければそのように思われてもおかしくないと思います。

 

しかし、当院では治療回数を少なく、また治療期間もできるだけ短くするといった治療を行うことも可能です。

 

ここで、「回数少ないのは大丈夫?」と思われた方いらっしゃるかもしれませんが、

実際には治療1回当たりの時間は長めにとります。

 

世界基準の治療では治療回数は少ない方が良いと言われています。特に根管治療では、無症状の場合は1回(90~120分)で治療が終わることも多々あります(日本だと1回あたり約5~10分で、5~6回かかることが多いです。)根管治療に回数をかけると、それだけ細菌感染のリスクが高くなります。

補綴治療(欠損した歯を作る治療)も回数が多くなると、右側を治している期間に先に治した左側が壊れてきてしまうこともあります。

 

つまり、回数をかけすぎると、歯を治しているのかそれとも悪くしているのかどっちなのかわからなくなってしまいます。

 

話をまとめると、

①治療回数は少ないに越したことはない。

②しかし、1回当たりの治療回数は長めに行う。

 

保険診療ではレセプトの平均点の問題があったり、1回あたりにかけられる時間に制限があるため、なかなか実現しませんが、自由診療ではそれが可能になります。

 

短期集中型で、少ない回数で丁寧に治療してほしいという人は治療開始前にお申し付け下さい(自由診療となるため、お見積りを出してから治療開始となります。)

 

まえばしMI歯科

院長 高橋 陽介

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