「歯医者さんってけっこうおじいちゃんになってもまだやっているけど、何歳まで治療できるのかな?」
「今まで他の歯医者さんに行ってたけど、先生が高齢でもう辞めてしまったので来ました」
といった話を患者さんから聞きます。
今のところ、歯科医師免許に定年制は設けられていないため100歳でも元気であれば診療できます。
現役で歯学部に入って、6年間の学生生活を留年なく送り、ストレートで国家試験に合格して、24歳で歯科医師免許取得となります。
その後、最低1年間、研修医をすることが義務付けられています。
研修医終わったばかりの先生は当然ながらまだあまりできません(一般企業の新入社員みたいなものです)
そこから2,3年必死で働くと一通りの診療はできるようになります。
実際に、今の自分の約8割が研修医終了後2年で出来上がったと思います。
早い人だと研修終了後5年くらいで開業します。今は10~15年くらいしてからの先生が多いのではないでしょうか。
30半ばから40歳くらいで開業もしくは親の医院を承継し、それから30~40年診療をすることになります。
ここで重要なのが、学生時代に習ったことがすでに時代遅れとなってることがあります。
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そのため、日々本を読んだりセミナーに行ったりして勉強する必要があります。
また、年をとるにつれて眼も見えずらくなります。おじいちゃん先生から転院してくる患者さんは正直見えてなかったんじゃないの?といった治療がされていることもけっこうあります。
目が見えづらくなったら(できればその前から)、ルーペもしくは顕微鏡を使用して治療する必要があると思います。
最近の若い先生は取り入れている人が多いので、年をとってからも比較的きちんとした治療ができるのではないかと思います。
話をまとめると、
勉強を継続し、拡大視野下であれば、比較的長く続けられる仕事ではないかと思います。
私の目標は80歳です(^^)/
前橋市の歯科医院 まえばしMI歯科
院長 高橋陽介